ウクライナに教皇の支援として移動診療車届く
教皇フランシスコからウクライナに寄贈された移動診療車が、クライェフスキ枢機卿によって現地に届けられた。
教皇フランシスコが、ウクライナの人々への支援のために寄贈した移動診療車が、12月22日、教皇庁支援援助省長官コンラート・クライェフスキ枢機卿によってリヴィウまで届けられた。
教皇は、12月18日、バチカンで移動診療車を祝別。教皇から派遣されたクライェフスキ枢機卿が、ウクライナへの9度目の旅をし、この車両を同国のカリタスに託した。
この移動診療車は、診察・検査のほか、外科的処置なども行える設備を持っているという。
また、今回この車両の他に、超音波診断装置6台が寄贈された。これらの装置もカリタス・ウクライナに託され、最も必要とされる場所に分配される。
クライェフスキ枢機卿は、この後、ウクライナ国内のいくつかのカトリック共同体を訪問する予定。
22 12月 2024, 21:46