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「ベツレヘムの平和の聖火」が灯ったろうそくを手にするウクライナのスカウト会員たち 2024年12月15日 ウクライナ・キーウ 「ベツレヘムの平和の聖火」が灯ったろうそくを手にするウクライナのスカウト会員たち 2024年12月15日 ウクライナ・キーウ  (AFP or licensors)

教皇、あらゆる紛争地にクリスマス停戦の呼びかけ

教皇フランシスコは、世界の紛争地にクリスマスの停戦をアピールされた。

 教皇フランシスコは、12月22日(日)のお告げの祈りで、あらゆる紛争地にクリスマス停戦を呼びかけられた。

 教皇は、都市への攻撃が続くウクライナで、学校、病院、教会なども被害を受けている状況に、戦闘の音が止み、紛争地にクリスマスの歌が響くことを願われた。

 そして、降誕祭が、ウクライナや、聖地、中東全域、全世界のあらゆる紛争地で停戦をもたらす機会となることを祈られた。

 「ガザのことを、撃たれた子どもたちや破壊された学校や病院のことを、大きな悲しみをもって考えている」と述べた教皇は、これらの状況に「なんと残酷なことだろうか」と苦悩を表された。

 また、この日、教皇はモザンビークの情勢に憂慮を示された。同国では選挙後、不正疑惑を理由とする抗議デモが続いている。

 教皇は、信仰と良心に基づく対話と共通善の追求によって、不信と反目を乗り越えることができるようにと、モザンビークの人々に「希望と平和と和解のメッセージ」を新たにされた。

 

22 12月 2024, 19:23

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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